診療科/担当部ご案内

腎臓内科

受付時間

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午前 8:30~11:30 午後 12:15~16:00

外来担当医表

午前
9:00~12:00
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( 非常勤)

午後
13:00~17:00
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部長メッセージ

泌尿器科 部長 杉田 省三

当科の特色

腎臓内科は、急性腎障害(急性腎不全)、全国規模で問題となっており国民病ともいえる慢性腎臓病など、腎臓の病気全般に対して、腎臓専門医が予防・治療・管理と幅広く診療を行っています。
腎臓病は検尿異常で初めて見つかるなど、知らないうちに進行していることも少なくありません。腎臓病が疑われる患者さんには、まずは外来で検尿・採血・画像診断などで病態の把握を行います。必要であれば腎生検を行い、腎臓病の種類と病状に応じた治療を行います。透析療法が必要になった場合は、腎代替療法として血液透析もしくは腹膜透析の導入を行い、継続した維持管理を行っています。また「腎移植」を希望される場合は、当院の連携医療機関である大阪公立大学医学部附属病院の関連病院へご紹介します。

対象疾患・診療内容

  1. 急性腎不全

    様々な病気で起こります。尿量減少、むくみ、高血圧などの症状を認める場合には入院していただき、塩分や水分制限、利尿薬、降圧薬、免疫抑制薬の投与を行います。

  2. 慢性腎不全

    悪化因子を詳細な検査で特定します。免疫抑制薬、利尿薬、降圧薬などを用いた治療や、低たんぱく食などを用いた腎保護療法を行います。

  3. ネフローゼ症候群

    ネフローゼ症候群に対しては、可能なかぎり腎生検を施行し、適切な治療の選択と治療を行います。合併症がある場合は、他の臓器・全身の状態や、使用されている薬剤の影響など、多角的な視点で治療法を検討します。

  4. 多発性嚢胞腎

    遺伝性による疾患で、進行には個人差がありますが、腎臓の増大速度が速い場合は、嚢胞の増大や腎機能の低下を抑えるためにトルバプタン(商品名:サムスカ)という内服薬で治療が可能です。トルバプタン治療の適応のない方や内服を希望されない場合は、高血圧や腎機能低下に対する治療、様々な合併症の管理などを行います。

  5. 急速進行性腎炎

    比較的まれなタイプの腎炎ですが、治療しなければ数週から数ヶ月で腎機能が低下し、透析が必要になります。多くの場合、副腎皮質ステロイドを多量に使用し、場合によっては他の免疫抑制薬や血液を入れ替える血漿(けっしょう)交換療法などの治療も行います。

  6. 高血圧症

    本態性高血圧症、二次性高血圧症の鑑別検査を行います。また、腎臓を保護しながら食事療法や投薬療法にて適切な血圧コントロールを行います。

診療科パンフレット

診療科のパンフレットもご用意しております。PDFをダウンロードしてご覧いただけます。

お問い合わせ

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Tel.06-6531-1815

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※救急センターへの問い合わせは24時間対応