大野記念病院 リウマチ・膠原病センター

2026.01.06

疾患について

関節リウマチのお話 ー諦めない治療とはー

【はじめに】

「もしかしてリウマチかも?」そんな不安を抱えながらこのページをご覧になっている方も多いかもしれません。現在、日本には約70万〜100万人もの関節リウマチ患者さんがいるといわれています。

かつては「治らない病気」というイメージが強かったリウマチですが、現代の医療はその常識を劇的に変えようとしています。

【リウマチを取り巻く現状】

関節リウマチは40〜60歳代の女性に発症しやすい病気ですが、近年では高齢で発症される方も増えています。決して珍しい病気ではなく、誰もが向き合う可能性のある身近な疾患です。

【治療の劇的な進化】

一昔前までのリウマチ治療は、痛みを和らげることや、悪くなった関節を手術で治すことが中心でした。しかし、現在は違います。

  • メトトレキサートを筆頭に、生物学的製剤やJAK阻害薬など、免疫の異常に直接働きかける高い効果を持った薬が次々と登場しています。
  • 関節が壊れてしまう前に病気の進行を抑え、症状が消えたような状態(寛解)を維持することが、現在の治療では十分に可能です。

【病があっても、夢を諦めない】

昨年、日本初の女性総理大臣に就任された高市早苗首相も、関節リウマチとの闘いを公表されているお一人です。診断がつくまで数年を要し、病名を知った時は絶望を感じたと吐露されていますが、現在は適切なお薬で進行を止め、国を担う重責を果たされています。

「病気があるから、何かを諦める」必要はありません。適切な治療と前向きな意欲があれば、理想の人生を歩み続けることは可能なのです。

あなたのそばでずっと支え続けるように

リウマチ治療は、長く付き合っていくものです。だからこそ、私たちは「薬を出すだけ」の存在でありたくないと考えています。
大野記念病院 リウマチ・膠原病センターでは、医師、看護師、スタッフが一丸となり、患者のみなさまの不安に耳を傾けます。あなたが病気への理解を深め、前向きに治療に取り組めるよう、私たちは「二人三脚のパートナー」としてずっとそばで支え続けます。