手の指の第1関節が腫れたり、曲がったり、痛んだりしたら、関節リウマチ?
【関節リウマチと変形性感染症の違い(手指の関節の症状】
関節リウマチは、主に指先から数えて2つ目の第2関節と付け根にあたる第3関節に症状が出やすく、関節が腫れてやわらかく、触ると熱をもってブヨブヨした感じになるのが特徴です。炎症による痛みや朝のこわばりが現れ、左右対称に症状が出ることが多いとされています。進行すると関節の破壊や変形が起こるため、早期発見と治療が重要になります。
一方、変形性関節症は加齢や使いすぎによって関節の軟骨がすり減ることで起こり、手の指では第1関節や親指の付け根に起こりやすい病気です。特に第1関節に生じるものは「へバーデン結節」と呼ばれ、この名前は19世紀のイギリスの医師ウィリアム・へバーデンが報告したことに由来しています。変形性関節症では、関節は硬く骨ばって触れ、コブのような変形や曲がりがみられるのが特徴です。痛みや動きにくさを伴うことがありますが、関節リウマチのような強い炎症は一般的にみられません。
症状の出る部位や腫れ方の違いは、診断の重要な手がかりとなります。気になる痛みや腫れ、関節の変形を感じた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。