消化器内科 / 肝・胆・膵内科

●消化器病センター  ●消化器内視鏡センター

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大野記念病院は外科大野病院として創立以来、外科系・内科系の消化器病診療にも重点をおいて取り組んでまいりました。すべての消化器疾患に対し消化器内科と消化器外科が診断から治療まで一貫した消化器疾患専門チームとして患者様中心に医療を提供することがわたしたちの使命です。地域の患者様に安全で質の高い消化器専門医療を提供することでわたしたち大野記念病院は地域医療に貢献したいと考えています。
消化器内科では、口から肛門までの消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)と肝臓、胆嚢、胆管、膵臓を対象とした消化器器官の内科的診療を担当しています。現在、消化器内科の常勤医6名(消化管専門4名、肝胆膵専門2名)で構成されており、大阪市立大学・消化器内科の協力体制のもと診療を行っています。

当院には消化器病センターが開設されており、消化器症状のために初めて病院を受診された患者様には消化器病センターで専門医が診療を行います。救急センターも常時稼動しており、救急搬送された患者様やかかりつけの患者様の急な体調の変化にも対応いたします。血液検査、尿検査など一般検査以外にも、消化器内視鏡検査、腹部CT検査なども24時間対応可能であり、早期診断、早期治療を開始します。特に吐血・下血などの消化管出血に対する内視鏡的止血術や異物を飲み込んだ場合に内視鏡で取り出す異物除去術など深夜でも緊急治療を行っています。また、当院消化器外科とも連携し、手術が必要な患者様の受け入れも可能です。
消化器内科は「公平性」を基本方針としています。患者様、医師、コメディカルが同じ目線で、相手の立場に立って思いやりを持ってコミュニケーションを密にし、3者の十分な理解と納得の上で公平で差のない安全な診療を進めていくといった意味です。わたしたちは診療を通して信頼と安心感を生み出すようにと常に心がけています。

消化管疾患
お腹が痛い、食べられない、飲み込みにくい、のどが詰まる、むねやけ、胃が痛い、みぞおちが
痛い、吐き気がする、吐く、吐血、胃もたれ、腹部ぼうまん感、おなかが張る、下痢、便秘、
下血、黒い色の便、白い色の便、血便、便通異常、体重減少、おなかのしこりなどが一般的な
消化管疾患の症状です。気になることがある場合は内視鏡検査やバリウムなど消化管専門検査を
お勧めします。胃炎も胃潰瘍も胃がんも初期症状は同じです。
消化管疾患は問診・触診だけでは確実な診断確定は困難です。早期胃がんを見つけるためには
内視鏡検査が必要です。

肝疾患
疲れやすい、朝起きたときに疲れが取れていない、白目が黄色いなどの自覚症状があるときは
急性肝炎を起こしている可能性があります。この場合重症化を防ぐため
できるだけ早く安静を守り原因を調べる必要があります。
しかし肝炎が慢性的になると自覚症状は乏しくなり慢性肝炎から肝硬変に進行していても
気づかないことがよくあります。また肝細胞癌を発症する比率が非常に高くなりますので、
肝臓が悪いといわれた方、肝炎ウイルスを持っているといわれた方は血液検査だけでなく
腹部エコー、CT、MRIなどの画像検査を定期的に受ける必要があります。また過去に
肝臓が悪いといわれたことのある方で足がむくんできた、腹部が張ってきたなどの症状が
見られたときは肝硬変がかなり悪化している可能性がありますのですぐに受診してください。

急性胃炎、急性腸炎など一過性のものから、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、炎症性腸疾患、急性膵炎、慢性膵炎、胆嚢炎、腸閉塞など継続的治療が必要なもの、また、食道・胃・大腸のポリープや早期がん、食道静脈瘤、消化管出血(吐下血)、消化管狭窄、総胆管結石、胃瘻造設など内視鏡治療を要すもの、肝疾患では急性肝炎(ウィルス性、薬剤性、その他)、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌、肝膿瘍などが対象となります。

内視鏡検査・治療件数 平成22年 平成21年 平成20年 平成19年 平成18年
上部消化管検査(胃カメラ) 2420 2561 2747 2737 2616
下部消化管検査(大腸) 1018 1003 1015 992 819
緊急内視鏡検査 332 288 349 274 305
(時間外緊急内視鏡) 55 32 53 41 19
異物除去 9 6 17 16 6
胃ポリペク・粘膜切除粘膜下層切開剥離 14 24 23 19 11
大腸ポリペク・粘膜切除 181 203 204 221 180
食道静脈瘤(EVL・EIS) 21 20 30 40 37
拡張術・ステント挿入 10 4 16 10 17
胃瘻造設 54 61 25 23 36
総胆管結石除去・ドレナージ 63 71 53 36 30

■内視鏡治療を必要とする疾患の入院期間の目安です。
内視鏡的止血術(胃十二指腸潰瘍の出血)・・・約7~10日間の入院
大腸ポリープ切除術・・・1泊入院
早期胃がん粘膜切除(EMR)、粘膜切開剥離(ESD)・・・約1週間の入院
食道静脈瘤治療(硬化療法EIS、結紮術EVL)・・・約2週間の入院
胃瘻造設(PEG)・・・約10日間の入院 (患者様の状態によって入院期間は変動します)
肝疾患では各種インターフェロン治療、B型慢性肝炎に対する抗ウイルス薬による治療は通院治療が可能です。肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術、肝動注化学療法、経皮経肝エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法や、難治性腹水に対する腹水濃縮再静注法などを入院のうえ行っています。

当院では消化管・肝胆膵の消化器疾患全般に対して診断・治療を行っております。消化器疾患でお役に立つことがあれば地域連携室(TEL.06-6531-0819)までご連絡ください。外来受診が可能な患者様は、消化器病センターの予約をさせていただきます。また救急疾患など緊急性の高いものに対しては直ちに救急センターで専門医が対応いたします。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は月~土の毎日午前中に行っております。土曜日も行っておりますので、お仕事の都合で平日にお休みになれない方も検査可能です。検査結果は、検査当日に患者様にお渡しさせていただくか、診療所に郵送させていただくか、どちらでもご希望の方法を取らせていただいています。病理組織の検査結果は約1週間後に郵送させていただきます。
大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)については現在月~木曜の午後に、(S状結腸ファイバー)金曜の午後に行っております。当院では少量の鎮静剤を使用し検査を行っています。内視鏡検査の予約についても、地域連携室(TEL.06-6531-0819)までご連絡ください。

肝疾患では、急性肝炎の原因精査はもとより、C型慢性肝炎に対しては各種インターフェロン治療を積極的に行うとともに他の薬剤も併用し肝炎の進行阻止に努めています。B型慢性肝炎に対してもインターフェロン治療及び抗ウイルス薬を併用し肝炎の沈静化を目指しています。慢性肝疾患の方については、定期的なエコー、CT、MRIの検査法を駆使し、肝臓の形態的な進行状態を把握するとともに、原発性肝癌の早期発見につとめ、PEIT(エタノール注入法)、RFA(ラジオ波焼灼療法)、TAE(肝動脈塞栓術)などで治療しています。肝硬変の合併症である食道静脈瘤、腹水などに対しても食道静脈瘤結紮術、硬化術で対応しておりますし、大阪市立大学・放射線科との連携により、B-RTOやTIPS、PSEなども行っております。当院で入院治療をしていただいた後、3~4ヶ月ごとに当院で画像診断を受けていただき、日常の投薬および経過観察を開業医の先生にお願いすることで病診連携を図っております。

地域の診療所の先生方には開かれた大野記念病院・消化器内科を目指しています。当院では地域の先生方と共同で診療にあたる開放病床を設置していますのでご利用いただければ幸甚に存じます。また、ご紹介いただきました患者様の受け入れや診療経過のご報告、治療後の逆紹介は当然の基本姿勢です。私たちは地域の皆様から「消化器疾患なら大野記念病院へ行けばいい」、「大野記念病院に来てよかった」、「大野記念病院に紹介してよかった」と思われる信頼される病院へ成長するために今後一層の努力を続けます。

消化器内科部長 宇野 裕典 胃腸
上部消化管疾患
消化器内視鏡
内視鏡治療
医学博士
日本消化器病学会近畿支部評議員
日本消化器内視鏡学会指導医
日本消化器病学会指導医
日本内科学会認定内科医
日本消化管学会胃腸科認定医
日本医師会認定産業医
大阪市立大学大学院
 消化器器官内科学 非常勤講師
副部長 川村 千佳 肝・胆・膵
肝臓病
慢性肝炎・肝癌
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
日本医師会認定産業医
医長 藤井 恭子 胃腸
下部消化管疾患
消化器内視鏡
内視鏡治療
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本内科学会認定内科医
医員 亀田 夏彦 胃腸
消化器内視鏡
内視鏡治療
医学博士
日本消化器内視鏡学会指導医
日本消化器病学会専門医
日本内科学会認定内科医
医員 寺垣 聡 肝・胆・膵
肝臓病
慢性肝炎・肝癌
消化器内視鏡
内視鏡治療
日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会専門医
日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会専門医
医員 田中 雅子 胃腸
消化器内視鏡
内視鏡治療

認定施設
日本消化器病学会認定施設
肝疾患治療協力病院
日本消化器内視鏡学会指導施設

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