健康セミナー
3月14日 2025年度第12回目の健康セミナーを開催しました
【開催概要】
①テーマ:認知症について
②担当部署:看護部
③講師(役職・氏名):看護部 川上師長
【参加者情報】
①参加人数:13名
②アンケート結果:
満足度:100%
内容の参考度:100%
次回参加意欲:100%
【セミナーの概要】
国は認知症施策として、「認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人や家族の視点を重視しながら『共生』と『予防』を車の両輪として施策を推進」と提唱しています。今回はこの、『予防』と『共生』について重点的にお話させて頂きました。予防については、認知症の発症を高める要因のうち40%は修復可能という研究結果が出ています。その主な内容は日常生活を整えること、生活習慣病を予防しコントロールすることです。難聴や老眼、運動不足、食べ過ぎ、偏食、栄養不足、アルコール多飲、喫煙など、健康的な生活を諦めず不健康なことを一つでも解決していくことです。バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスをためないなど心がけることが、認知症の発症を遅らせることに繋がります。 次に共生についてです。日本は、2025年、国民の5人に1人が75歳以上(後期高齢者)を占めるという超高齢化社会の進行が止まりません。認知症の人を単に支えられる側と考えるのではなく、認知症の人が認知症とともによりよく生きていくことができるような環境整備が必要とされます。認知症の人の世界を大事にするとは、①エルダースピークと呼ばれる、高齢者に対し幼児のように話しかける不適切なコミュニケーション手法は避けましょう。②怒らない、否定しない、共感する、を心がけましょう。③思い出を聴く(自分自身の歴史に関する記憶)、思い出を語ることで認知症の人の情動の安定や生活の質の向上を図ることができます。④自律を促す、「外へ散歩に行きましょう」より「今日は何をしましょうか」と誘ってみましょう。お困りの際は、お近くの地域包括支援センターへ相談しましょう。認知症は早期の対応が遅れることで、悪化したり進行する恐れがあります。「認知症初期集中支援チーム」による早期対応ができます。
